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インストールさえ済めば、pcl-cvs は非常に使いやすいものです。 cvs-update 関数を実行すると、pcl-cvs はバッファをひとつ立ち上げ、作 業コピー内で変更または更新されたファイルを示すます。ここからコミット したり、 diff をとったりできます。
cvs-update が主なエントリポイントなので、何よりも先に、それに便利な キーシーケンスを割り当てることをお勧めします。わたしは .emacs で Ctrl+c v に割り当てるよう設定しています:
(global-set-key "\C-cv" 'cvs-update)
キーを割り当てないなら、M-x cvs-update (Esc-x cvs-update とも言います)とタイプして起動することもできます。
起動されると、cvs-update はカレントバッファのファイルのあるディレク トリにいるかのように cvs update を実行します。つまり、そのディレクト リ内においてコマンドラインで cvs update とタイプしたかのように、とい うことです。Emacs のなかでどのようなものが見えるかの例を示します:
PCL-CVS release 1.05 from CVS release $Name: $. Copyright (C) 1992, 1993 Per Cederqvist Pcl-cvs comes with absolutely no warranty; for details consult the manual. This is free software, and you are welcome to redistribute it under certain conditions; again, consult the TeXinfo manual for details. Modified ci README.txt Modified ci fish.c ---------- End ----
ローカルに変更されたファイルが2つあります(pcl-cvs のバージョンによっ てはファイルのあるサブディレクトリが表示されることもあります)。理屈 から言うと次のアクションは、ファイルを1つまたは2つ両方ともをコミット することですが、各行に ci とあるのはそのことを指しています。1つだけ コミットする場合、その行にカーソルを移動して、c とタイプしてく ださい。ログメッセージバッファが出てきて、書きたければそこでログメッ セージをタイプすることができます(実際にログメッセージが編集できるの は、コマンドラインより pcl-cvs が優れている主な点です)。書けたら Ctrl+c Ctrl+c とタイプしてコミットを完了して下さい。
複数のファイルを共通のログメッセージで一度にコミットしたい場合、まず コミットしたいファイルに m でマークをつけてください。マークしたもの はファイルの隣にアスタリスクが表示されます。
PCL-CVS release 1.05 from CVS release $Name: $. Copyright (C) 1992, 1993 Per Cederqvist Pcl-cvs comes with absolutely no warranty; for details consult the manual. This is free software, and you are welcome to redistribute it under certain conditions; again, consult the TeXinfo manual for details. * Modified ci README.txt * Modified ci fish.c ---------- End ----
どこでもかまいませんので c をタイプしてください、マークしたファイル すべてに(またはマークしたファイルのみに)適用されます。ログメッセージ を書き、前と同じように Ctrl+c Ctrl+c でコミットして下さい。
dをタイプするとファイルの(またはマークしたファイルの) cvs diff を実行します。f をタイプするとそのファイルを Emacs に読み込み、 編集できるようにします。コマンドは他にもあります; アップデートバッファ で Ctrl+h m とタイプすると、他にどんな事ができるかわかると思い ます。