ノード: Commit Emails, 次: Finding Out More, 前: The CVSROOT/ Administrative Directory, 上: Repository Administration
loginfo ファイルはコミットメール、すなわちコミットが発生した時にプロ
ジェクトで作業している全員に送信される自動電子メールを設定できます。
(commitinfo ではなく loginfo で設定するというのは直観に反するように
見えるかもしれませんが、ポイントはメールにログメッセージを含めたいと
いうところです) 配送プログラム(CVS のソースディストリビューション
に入っている contrib/log.pl
)はシステム上のどこにインストール
してもかまいません。わたしはリポジトリの CVSROOT/ サブディレクトリ内
に置くのを週間にしていますが、それはただ好みの問題です。
システム上でうまく動くようにするため、ほんの少しだけ log.pl
を編集する必要があるかもしれません、おそらく Perl インタプリタを指す
最初の行と、あとは多分この行
$mailcmd = "| Mail -s 'CVS update: $modulepath'";
をお好みのメーラ(Mail
という名前かもしれないし違うかもしれない)
を起動するように直すくらいでしょう。好きなように設定し終わったら、
loginfo ファイルに下記と同じ行を書き加えてください:
listerizer CVSROOT/log.pl %s -f CVSROOT/commitlog -m listerizer@red-bean.com RoadMail CVSROOT/log.pl %s -f CVSROOT/commitlog -m roadmail@red-bean.com bk/*score CVSROOT/log.pl %s -f CVSROOT/commitlog -m \ bkscore-devel@red-bean.com
%s
はコミットされたファイルの名前に展開されます。
log.pl
の -f オプションはファイル名を取り、そのファイルにログ
メッセージが追加されます(ですから CVSROOT/commitlog は永久に成長する
ログメッセージのファイルになります)。-m フラグはメールアドレスを取り、
log.pl
はそのアドレスへコミットのメッセージを送信します。そこ
に書くアドレスは通常メーリングリストですが、ひとつの log.pl コマンド
ラインに -m オプションを必要なだけ並べることもできます。