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4. コマンド

4.1 AUTO

書式

説明

引数をonまたは省略した場合、自動モードになります。また、offを指定した 場合は自動モードから抜けます。

4.2 CONNECT

書式

説明

PPPの接続を開始します。モデムやTAならばラインへの引数として電話番号(リ スト)を指定することができます。その場合、変数DIAL.LISTの代りにその番号 が使われます。

4.3 DISCONNECT

書式

説明

PPPの切断処理を開始します。急いで切断したい場合は再度disconnectコマン ドを実行して下さい。

4.4 filter

4.5 IPCONFIG/IPROUTE

書式

  1. ipconfig <ローカル> <リモート> <ネットマスク> <MTU> [<デバイス名>]
  2. ipconfig down [<デバイス名>]

  1. iproute addhost <リモート> <ローカル> [<デバイス名>]
  2. iproute addnet <ネットワーク> <ネットマスク> [<デバイス名>]
  3. iproute addnet default <リモート> [<デバイス名>]
  4. iproute delhost <リモート> [<デバイス名>]
  5. iproute del <ネットワーク> [<デバイス名>]
  6. iproute del default [<デバイス名>]

説明

ipconfigはネットワークインターフェイスにIPアドレス等を設定し、アップ状 態にするコマンドです。デバイス名を省略した場合はトンネルデバイスを指定 したのと同じ意味になります。また、downを指定すると、そのインターフェイ スの設定をクリアして、ダウン状態にします。iprouteはIPの経路制御テーブ ルを設定するコマンドです。なお、ipconfigコマンドもiprouteコマンドも一 般ユーザー権限では動作しません。

4.6 BYE/QUIT

書式

説明

byeはコンソールプログラムを終了するコマンドです。ppxpdデーモンは終了し ません。一方、quitコマンドはPPxPを終了させるコマンドです。この場合、 ppxpdデーモンも終了しますので、通信中であれば通信も切れます。

4.7 save

4.8 set

4.9 SOURCE

書式

  1. source <設定スクリプト名>
  2. . <設定スクリプト名>

説明

指定した設定スクリプトファイルを読み込みます。

4.10 TERMINAL

書式

説明

ターミナルモードにスイッチします。

4.11 unset

4.12 UP/DOWN

書式

説明

プロトコル単位でアップ/ダウンするコマンドです。ここでアップできるのは IPCPやCCPなどのNCPレベルのプロトコルだけです。PPP接続を維持したまま 圧縮プロトコルをオン/オフさせることができます。


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